打楽器は魔法の楽器です
名前:野々村俊輔
最終学歴:国立音楽大学打楽器専攻(2017年3月現在在学中)
現在の所属:秋葉原区立すいそうがく団!
楽器を始めた頃:中学校
プロになろうと決めた頃:大学
【スティック】
スティックを選ぶ前に、まず材質、チップの形状の種類を理解しておきましょう。
まず材質ですが、ヒッコリー、オーク、メイプルの三種類が主流です。
ヒッコリー=程よい重量と硬さでクセがなく耐久性もあり、コントロールもしやすいので最も種類が多く定番の材質です。
オーク=三種類の中で最も重く硬めの材質で、折れにくく耐久性があり質量が大きい分音量、音圧が出しやすいです。
メイプル=とても軽量で振りやすく繊細な音色や柔らかな音色に向いています。ただ、三つの中では一番折れやすい材質です。

チップの形状は、丸型、卵型、樽型、ティアドロップ型、円錐型の五種類に分けられます。
丸型=ヘッドやシンバルの打面への接地面が一定になるため、音のばらつきが出にくいです。
卵型=叩く際の打面への角度の違いにより、音色を変化させることが可能です。ただ打面への接地面積は大きく変わらないため音色の変化も大きくならないですが、その分音のバラつきも出にくいです。
樽型=丸型同様に音のばらつきが出にくく、音量が出しやすいです。
ティアドロップ型(涙型)=卵型に似ていますが、先端が少し平面になっており、より角度による音色の変化を出しやすいです。
円錐型=角度により接地面積が大きく変わるので、叩き方で大きく音色を変化させる事が可能です。
初めて打楽器を始める人はヒッコリーの丸型がオススメです。

以上の点を踏まえて、いよいよスティックの選びです。
大きく分けて三つのポイントに着目しましょう。
  1. 曲がっていないスティックを選ぶ。
    スティックも生きているので、環境によって歪みや曲がりが生じる可能性があります。テーブルなど水平な場所で転がした時に曲がってなければスムーズに転がるので確認してみましょう。
  2. 同じ重さのものを選ぶ。
    同じ型番のスティックであっても個体差があるので、ペアそれぞれ均等なものを選びましょう。楽器屋さんのスティックコーナーには重量計を設置している店も多いので積極的に活用しましょう。
  3. 同じ音程のスティックを選ぶ。
重さと同様に同じ型番のスティックであっても、音程にも個体差があるので、ペアそれぞれ均等なものを選びましょう。
スティックを軽く頭に叩く事により分かります。(やりすぎ注意!)

【マレット】
こちらも三つのポイントに着目しましょう。
  1. マレットの硬さ
    大きく分けて五種類あります。(メーカーにより違い有り)
    柔らかい [ソフト<ミディアムソフト<ミディアム<ミディアムハード<ハード] 硬い
    叩く楽器、曲のイメージ、叩く場所によって変わりますが、一番バランスの良いミディアムがオススメです。
  2. 柄の種類
    材質は主にラタンと木(バーチ・メイプル)があります。
    ラタン柄
    しなりがあり、バウンドしやすいです。
    バーチ柄
    しなりが少なく安定感がありますが、叩き方によっては手または腕への負担が大きいです。
  3. ヘッドの形、材質
    ヘッドの大体は毛糸や綿で巻かれたもので、その巻き加減や毛の種類の違いによって音が変わってきます。
    毛糸を全て取り外すとゴム素材(マレットによって異なる)のヘッドが出て来ます。
    また、このゴム素材の形にはまん丸のものや楕円形のものなどありますが、この形によっても音が変わってきます。


  4. 【ヘッド】
    まず知っておいてほしいことは「ヘッドは消耗品です!」ということです。
    チューニングしてヘッドが張っている状態では、分かりにくいですがチューニングを緩めてみると驚くほど凹んでいたり傷ついている場合があります。
    ヘッドの凹みや傷は音に影響します。必ず半月に一度はチューニングを緩めてヘッドの状態を確認して、必要であれば交換しましょう(裏面も同様です!)
    ヘッドもメーカー材質厚さによってさまざまな種類がありますが、今回は二種類紹介します。
    全国的に主流なのは、コーテッド(COATED)です。これはダイナミクスレンジ、、アタックなど、スネアサウンドをバランスよく発揮し、ジャンルやシェルの材質に左右されずあらゆる場面で活躍します。

    次に紹介するのはルネサンス(RENAISSANCE)です。これは明るくてあたたかい音色が魅力的です。更にレスポンスが良く音にまとまりもあるので特にクラシカルな場面で活躍します。
    この他にも様々なヘッドがあるのでインターネットで調べたり、楽器屋さんに出向いたりして積極的に調べてみましょう。

    チューニングしてヘッドが張っている状態では分かりにくいですが、チューニングを緩めてみると驚くほど凹んでいたり傷ついている場合があります。ヘッドの凹みや傷は音に影響します。必ず半月に一度はチューニングを緩めてヘッドの状態を確認して、必要であれば交換しましょう。(裏面も同様です!)

    ヘッドもメーカー材質厚さによって様々な種類がありますが、今回は二種類紹介します。 全国的に主流なのは、コーテッド(COATED)です。これはダイナミクスレンジ、、アタックなど、スネアサウンドをバランスよく発揮し、ジャンルやシェルの材質に左右されずあらゆる場面で活躍します。
    次に紹介するのはルネサンス(RENAISSANCE)です。これは明るくてあたたかい音色が魅力的です。更にレスポンスが良く音にまとまりもあるので特にクラシカルな場面で活躍します。
    この他にも様々なヘッドがあるのでインターネットで調べたり、楽器屋さんに出向いたりして積極的に調べてみましょう。

    【アマチュア奏者&打楽器素人な指導者へのアドバイス】
    打楽器は魔法の楽器です。しっかりと使えばバンドのサウンドに華やかさを与えたり、音楽に色彩感を与えます。しかし、使い方を誤ればバンドのサウンドを壊したり、音楽の流れを邪魔してしまう凶器になりかねません。どんな一音にも必ず命が宿っています。速いストロークや見た目などの視覚的に分かるところばかりをこだわる事が間違いとは言いませんが、打楽器だからこそもっと「音」にこだわりましょう。自分の技量にのみならず楽器の状態や使っているスティック等すべての事は音楽につながっています。自分の技量アップに励むばかりでなく楽器についての正しい知識も身につければ、打楽器の素晴らしさがもっと実感出来るようになるはずです!

    【一番好きな吹奏楽曲】
    交響曲第3番/J・バーンズ

    【所属楽団のマイベスト1アルバム】
    秋葉原区立すいそうがく団! vol.1 「あきすい!のアニソン!」